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■潟上市の伝説■
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●さるこ供養碑 |
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その昔、羽立の松之助という家のケヤキにどこからともなく猿が住みついた。松之助の家の者がこれを捕らえたところまもなく死んでしまったが、その後不幸ばかりが続いた。そこでイタコに占ってもらうと、猿の祟りであることがわかったので、猿の姿を石に刻んで祀ったのがさるこ供養碑であるという。 (『秋田の伝説』(角川書店)より(以下角川)) |
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福島彬人『奇々怪々あきた伝承』(無明舎、1999年)には、「猿の頭骨を祭る風習」という段があり、秋田市周辺における馬の守り神としての「マヤザル信仰」が紹介されている。農耕社会にとって命の次に大事な馬を守るため、厩に猿の頭骨、生首などを祀るというものである。 この「さるこ供養碑」の伝説には、残念ながらマヤザルとのつながりを示すようなキーワードは何もないのだが、なんとなく気になったので書いてみた。 |
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