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■田舎館村の伝説■
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●蜘蛛の藤 |
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駅のすぐ裏手に神明宮があり、境内に繁茂した老木に藤つるがたくさんまつわりついて、昔は藤の森であった。
このつるは境内の森の主、大蜘蛛の巣が変化した蜘蛛の藤であったと伝える。妖怪の蜘蛛を退治してから、藤は自然と少なくなってしまったというのである。
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弘南鉄道弘南線田舎館駅は、村の中心部ではあるが、小さくのどかな地方駅である。駅舎から出るとすぐに神明宮がある。 ★ ★ ★ |
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●グズ盛 |
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| 堂野前の墓地は、昔グズ盛といわれた3メートルほどの土盛であった。ここを夜中に通ると、いつもグズグズものを言う声がする。そばへ行くとその声がやみ、立ち去るとまたグズグズ言う。それでグズ盛と呼んだ。
明治になって新道開通のためここを発掘すると、朽ちた武具と、それを着ていたと思われる人骨が現れたという。 (角川) |
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