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殺生石と言えば那須野であるが、実はその破片が日本中にちらばったという伝承がある。この玄翁石も、そんな中のひとつである。
『日本怪奇幻想紀行(同朋社)』を頼りに、こ狭い林道の中をウロウロと探すこと2、30分、畑作業をしていたおばあちゃんに訪ねてようやく見つけ出すことができた。その石の、でかいことでかいこと。
高さは3メートルくらいはあり、真中でパックリとわれていた。これが玄翁和尚の割った跡ということなのだろう。また、その際に和尚がふんばった足跡も残っていた。
それにしてもこの巨大さ、きちんと整備して宣伝すれば、それなりの観光名所になるのではないか? (最も、昔は案内の看板があったそうだが・・・。)まあ、この人の手のかかっていない自然のままの姿ってのが、また良いのだが。
なお、この辺り一帯には、これほどまではいかないにしろ巨大な石がごろごろしており、きっと磐梯山の噴火による物なのではないかと推測された。
最新情報。05年秋に県道を走っていてフトこの玄翁石のある林を見てみたら、なんときれいさっぱり木が切られ、野原になっているではないか!玄翁石はすっかりその姿をあらわにし、県道からもバッチリ見え、ちょっとはずかしそう。ここに建物を建てるためか、それとも玄翁石をアピールするためか、どういう意図なのかは今のところ不明だが、とにかく玄翁石の無事を祈るのみであります・・・。(2006.03.25)
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