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折口火伏観音  
 

 昔、火事があったときのこと、火は地を走り、まさにお堂を包まんとした。その時、堂に近い田甫のたにし(つぶともいう)が一斉に這い上がり、お堂の屋根・壁・柱などに群れをなして粘りつき、火難をよけたと伝えられる。
 鎮火の時に尻を焼かれたので、折口のたにしには尻が無いといわれている。

 村人はこのことから、「つぶ観音」と呼び、今も火伏の観音として信仰が厚い。

参考 『西郷村史』

   
   火事を納めたタニシの話。類型的な話で、タニシを食べない禁忌を解くことも多いが、ここには無いようだ。
 

雨の参道。


観音堂。

   
  mapion
西白河郡西郷村真船。白河から289号線を甲子へ向かい、折口バス停を過ぎたところに観音堂がある。看板も立っているので、すぐわかる。

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