結城広堯(ひろたか)開基の清光寺に蛇頭塚がある。その昔、この地に大蛇が住んでいて、人々を苦しめた。広堯がこれを退治して、頭をこの地に埋めたのでこの名があるという。
また、塚の上には楓の木があるが、「目覚めの楓」といわれ、広堯が大蛇を退治した後、疲れてうたたねをしていた時、この楓から露が落ちて目覚めたというのでついたという。
参考 『白河市史』
それはともかくとして、物語としては単純な大蛇退治のお話なのだが、当の蛇頭塚は、まわりを堀で囲まれたような格好になっていて、一見大きな古墳のようにも見え、なかなか見ものなのである。
ちなみに結城広堯は、南北朝時代に畠山氏の重臣であった白河城主結城宗広の弟だとのこと。