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白岩川御前淵
 

 むかし、源義経が奥州白石へ向ったことを聞いた静御前は、義経恋しさに岩瀬白方、三穂田白石、安達白岩と白のついた地名を頼りに後を追った。
  安達白岩に行く途中、白岩川に七不動が安置されているのを聞き、祈願しながら歩いて4つ目の石堂淵で景勝をたたえ休憩したが、残りの3つが不明となり、また白石がさらに北であることを聞いて、その遠さと疲労とに落胆し引き返した。
  そして美女池に2度投身しようとしたところをこの地の花輪長者に助けられたが、失望の余り3年後にとうとう亡くなった。

 それから石堂淵は一雨ごとに浅くなり、深くなりして、その変化を地元の人々は静御前の怨念であろうといい、いつとはなく御前淵といわれるようになったという。

参考 『郡山の伝説』(郡山市教育委員会)

   
 

 静御前の伝説。福島にも伝説のスターである義経に関わる伝説は多く、これもそのひとつです。
  静御前の見とれたというこの淵は、現在でもその美しさを留めており、木立の中を静かに流れる渓流を見つめていると心が癒されます。
  この淵を探して場所を尋ねたら、おじさんが魚釣りのジェスチャーをしながら「ナニお兄さん、コレかい?」との回答。魚がよく釣れるようです(^^)
(06-12-05)

 

御前淵付近の渓流。

御前淵の深いよどみ。
   
  mapion
西田町土棚。白岩川のこのあたりに深いよどみがあり、そこが御前淵である。

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