■機織御前と沼ヶ淵
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田村町下行合の見渡神社に行合神社という鳥居があり、これが御前様を祀ったものであるという。 むかし、高倉の羽広に弥五郎という人がいた。その娘はたぐいまれな美しさで、機織がとても上手であった。世話する人があって福原に嫁いだが、どういう訳か娘はその家を嫌って実家へ戻ってきてしまった。 それから数年後、行合の宮司が沼ヶ淵の岸にある大杉の手入れをしていたが、誤ってナタを淵に落としてしまった。 宮司に気づいた美女は、「ここはあたなが来るところではありません。早くお帰りなさい」といって、糸が巻かれた竹の細いクダを差し出し、「このシクダをあなたにあげましょう。このシクダは、いくら使っても糸がなくなりません。ただし、決して1日で使い果たしてはいけません。」と言った。 宮司の女房がそのシクダを使ってみたが、いくら使っても糸がなくならない。 宮司は機織御前として祠を立て、娘を祀り供養した。現在その祠はのこされていない。 参考 『郡山の伝説』(郡山市教育委員会) |
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日本伝説大系の「竜宮機」にあたる伝説です。沼ヶ淵の場所についてははっきりとわからなかったのですが、見渡神社にある「行合神社」の鳥居は確認できました。 |
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![]() 「行合神社」の鳥居。 |
![]() 谷田川と大滝根川の合流点付近。 |
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【Google Maps】田村町下行合。見渡神社に鳥居が並んでおり、その中に「行合神社」というものがある。 |
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