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お玉ヶ淵
 

 横塚の北方に、お玉ヶ淵と呼ばれた池があった。

 昔、郡山が宿場町だったころ、ある旅籠に気立ての良いお玉という女郎がいた。あるとき、その宿に泊まった馬喰の財布が無くなり、大騒ぎとなった。お玉に嫌疑がかけられ、たいへんな責苦を受けた上、蔵に監禁されてしまった。

 お玉は無実の罪に泣き悲しみ、耐えかねた挙句、隙を見て夜中に逃げ出しお玉ヶ池に身を投げて死んだ。その後無実であったとわかって碑を建立して供養した。

 誰言うとなくその池をお玉ヶ淵と呼ぶようになり、お玉が入れられていた蔵は開かずの蔵といって開けられず、開けるとその家は灰になってしまうと言われた。蔵のある旧七曲を通ると、お玉の亡霊が出て泣きすがるといわれ、夜の通行人を怖がらせていた。

 今ではお玉ヶ淵は埋立地になり、お玉の碑もどこかへいってしまったということである。

参考 『郡山の伝説』(郡山市教育委員会)

   
 

 「お玉ヶ淵は埋立地になった」ということらしいですが、地図を見てみると、今でも「御玉ヶ淵」がしっかり残ってるんですけど・・・?昔はもっと広かったということでしょうか。もっとも、郡山駅の裏ということで開発が進み、まわりには大きな建物がだんだんと建っていて、そのうちここも・・・という状況です。

 ところでこのお玉ヶ池を見に行ったんですが、この池、水位が異様に高いです。というより、まわりの土地が異様に低いのです。なんのためか池に向ってギリギリまでアスファルトの道路が延びているのですが、道路と水面がほとんど同じ高さ(^^;。夜など気づかずにつっこんじゃうんじゃないだろうか・・・?それに、ちょっと雨が降ったらすぐにあふれちゃいそうです。これも、ここが埋立地だからなんでしょうかね?(06-12-05)

 

お玉が淵その1。

お玉が淵その2。
   
  mapion
横塚。ここの2つの池がお玉が淵である。

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