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動いた塚
 

 五輪塚に大杉がそびえる塚があり、五輪塔が立ち、清水が沸いている。塚は舟の形をしているので舟壇といっており、村の豪族を葬った墳だという。
 葬ったとき、猪苗代湖に向けて舟壇を築いたが、一夜にして湖に向けて塚が動き出した。そこで今度は南の方へ向けると動かなくなったという。

 この五輪塚は聖地なので、ここから馬に乗っていはいけない、落ち葉をさらっていはいけない、馬をつないではならないなどと言われている。
  他の村の男がここで清水を飲んだ後、馬に乗るのに都合が良いので塚を足場にした。すると少し進んで突然馬が暴れ出し、男は落馬して大怪我をしたのだという。

参考 『郡山の伝説』(郡山市教育委員会)

   
 

 湖に向って動き出した塚。湖北には湖に向って動いた亀石がありますが、やはり反対向きに置くことで動かなくなったそうです。現在もその姿をきれいにとどめていますが、さすがに禁忌はないようで、すぐ脇を道路が通り、車が普通に走ってます(^^ (07-07-01)

 

塚の遠景。大きな杉のあるところ。

塚の五輪塔。
   
  mapion
湖南町舘。このあたりに塚があります。大きな杉の木が目印です。

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