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鹿嶋神宮  
 

 相馬市石上にある鹿島神宮は、藤橋胤泰が石上に移して特に敬信したが、天正のある暑い夏、その子胤清が重い病気になりいくら薬を飲ませても治らない。そこで父がこの祠に祈ったところ忽ち全快した。 そこでこのお礼にと今の宗右衛門を上州鹿島明神に詣でさせたところ、夜を徹すること2夜、奇石を授かり、有難くいただいて帰郷した。そして鹿島祠を再建して石を安置し御神体とした。 この石は白色で円く、高さが8寸余、直径2尺余で、小石を産んだという。

参考 『相馬市史』

   
   子を産んだ石の伝説。無機物である石が子を産んだり大きくなったりすることは本来ありえないのだが、それを可能にしたのがアニミズムの思想である。「君が代」の中でも「さざれ石の巌となりて」と歌われているように、その考えは古来より受け継がれてきた。
 

石神の村者でもある鹿島神宮。

   
  mapion
相馬市石神字鹿島前。周辺は道が入り組んでいてなかなかわかりずらいのだが、鹿島神宮自体は有名なので、聞けばすぐわかる。
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