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建冶二年(1276)、光勝寺の智空和尚は才気優れた二人の小坊主を修行させていた。ところがある日、二人が五大堂近くの沼のほとりで遊んでいると、沼の主の大蛇夫婦が現れ、二人をのみ込んでしまった。それを知った和尚は、「堂を守るのが務めのはずなのに、小坊主をのみ込んでしまうとは何事だ」と怒り、七日七夜の祈りに入った。大蛇は人間の姿になって、和尚の前で懸命に詫びたが、許さぬ和尚が祈祷を続けると、仏灯の青い石が四方に飛び散り、沼がぐつぐつと沸きあがった。たまりかねた大蛇はもだえ苦しみ、許しを請いながら北上川に逃げ入ったという。 |
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◆またたびの独り言◆ 「じゃぬめり」とは変わった名前だが、要は沼の主の蛇が苦しみの中で体をくねらせている状態のことだという。しかし容赦のない和尚さんである。よっぽど小坊主が才能あふれる人材だったのだろうか。 |
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![]() 五大堂。 |
![]() 「為智子供養」とある智子塚。 |
![]() 疑惑の沼。 |
![]() 全然関係ないが、なんとなく撮った花。 |
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