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高野山の巨石
 

 入谷地区の神行堂山は石ノ平の高野山とも呼ばれている。

 山麓の石ノ平に大石があって、3つの裂け目があるが、昔、この山には大蛇が棲み、人々に害をなすことはなはだしかった。
村人が退治してくれるよう神に願うと、突然大蛇が現れたので、手に手に得物を持って立ち向かうと、大蛇は大石の下に隠れたので、村人はどうしようもなくなった。
するとそのとき、雷が大石に落ちた。大石は3つに割れ、大蛇も雷に打たれて死んでしまったのだという。

参考 『志津川町史』

   
   山麓にゴロゴロと転がる巨石群。その圧倒的な存在を前にすれば誰でも、人間の理解を超えた超自然的なモノを想像するに違いない。特に物語の焦点となっている3つに割れた石は、もののみごとに意味ありげな割れ方をしている。なかなか壮観だ。

 巨石群は、さすがに県別地図には載っていなかったが、なんと住宅地図に載っていた。石ノ平地区には周辺の観光地図が書かれた看板もあり、それにも載っていた。さらに偶然にも老人達のバスツアーに遭遇し、予想外ににぎやかな見学(^^;。意外と有名なのかもしれない。

 ちなみになぜ神行堂山を高野山というかにも話があって、昔弘法大師がここに寺を開こうと思って喜捨を求めたが断られ、あきらめて帰ったのだという。
 

石がゴロゴロしている様子。

3つに割れた巨石。
   
  mapion
南三陸町入谷石ノ平。近くまで行って誰かに聞けばわかるハズ。
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