トップページ宮城の伝説南三陸>各伝説    <凡例
 
色の御前社  
 

 南宮の鎮守である南宮神社は「色の御前社」とも呼ばれ、「色ノ地」というところに祀られている。

 この神は女神で、隣村山王の山王社の神に懸想され、逃げるときに芋の葉を踏んで滑り、茶の木で目を突き、麻畑に身を隠し、さらに黒川郡吉田村(現大和町)の枡沢まで逃れ、臼を彫っている家の臼の中に隠れて難を避けることができた。

 それで南宮では芋・茶・麻を植えず、山王にはヒナダメッコ(すがめ)のものが多く、吉田枡沢にある枡沢様(船形山神社)には咎めがあると参詣するものがない。

参考 『多賀城市史』

   
 

 「作物の禁忌」のイワレ。それにしてもこの女神は、散々な目にあってます(^^;

 色の御前社は田圃の中に浮いているようにポツンと建ついい雰囲気の里宮で、境内には田村将軍の妻・悪玉御前が水鏡にしたという鏡ヶ池の跡もある。

 


色の御前の遠景。


色の御前。赤い社である。


こちらは境内にある鏡池。


 

   
  mapion
多賀城市南宮。仙台市岩切から塩釜街道を東へ走り、左手の田圃の中にポツンとある。実際に行くには、あぜ道を歩いていかなければならない。
 トップページ宮城の伝説南三陸>各伝説    凡例