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おかっぱ様   
 

 磯良(いそら)神社は、今から約 1200 年前の延暦 22 年(803年)、征夷大将軍であった坂上田村麻呂の勧請によって建てられた。 田村麻呂東征の際、東右衛門という男が、水先案内を努め、河童のような泳ぎで、激流の川(河童川)を泳ぎ、数々の功績を立てた。 この功績により、東右衛門は将軍田村麻呂から、「川童(かっぱ)」の姓と土地を与えられ、さらに彼の没後、かっぱ明神の祠を建てて、 その功績を祭ったとも云われている。
 以来この神社の宮司は、代々「川童(かっぱ)」という姓を名のり、それは今でも変わることなく受け継がれている。 また、境内には河童が好むという、片方だけに葉がついている「片葉の葦」が生い茂り、裏手には河童川が静かに流れている。

参考『色麻町史』

   
   色麻町の磯良神社は、「おかっぱ様」として親しまれている。ここの祭神は河童で、御神体(非公開)も河童、さらに驚くべきことに、住職の性も「川童」だというのである。すごい!学校でいじめられないのだろうか…(笑)。
 とはいうものの、伝説を読んでいただければわかるとおり、ここでの河童は妖怪の河童なのではなく、実は泳ぎの得意な人間のことなのである。ただ、非公開のご神体の写真をちらっと見たことがあるのだが、完全に怪物の姿をしていた。

 さて、磯良神社は田園風景の中に立っており、こじんまりとしていてのどかなところである。境内には河童像が数体あり、河童川も静かに流れている。残念ながら川童さんには会えなかったが…。
 


磯良神社。


社務所の中の人形。何に使うのだろう。


すもうをとる河童像。


雪にうもれた神社。

   
  mapion 【Google Maps】
色麻町一の関。国道から少し奥へ入る。
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