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八ツ塚   
 

 新寺小路は異名を八ツ塚というが、それは昔野中に塚が八つあったからである。
 大昔、この辺りに沼があって大蛇がすんでいたのを、八人の山伏が呪詛して退治した。しかし、大蛇の毒気にあたって山伏たちはことごとく死んでしまった。それで、その遺骸を葬ったのがその塚だという。

参考 『仙台市史』

   
   八ツ塚という地名の起源伝説。退治した山伏が8人ということになっているが、大蛇で8といえば「やまたのおろち」が思い浮かぶ。大蛇の首も8つだったかもしれない。
 くだんの塚はすべて今は無いそうだが、正保のときに一度発掘したそうで、そのときには中から器物が出土したそうだ。8つの古墳だったのだろうか?
 現在、「八ツ塚」と刻まれた辻標が仙台市によって立てられており、かろうじて伝説の痕跡が残ってる。
 

「八ツ塚」の辻標。
   
  mapion
若林区新寺2丁目。交差点の北東に辻標が立っている。
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