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田村神社と甲冑堂   
 

■田村神社縁起

 九世紀の始め、坂上田村麻呂の東征の際、この地の斎川で斎戒沐浴した後、鈴鹿明神の助力を得、 村人を苦しめていた悪路王、赤頭、青頭などの鬼形のモノたちを退治した。その徳を慕って、 後に村人達が建てたのが、田村神社の始まりだという。

■甲冑堂縁起

 源義経の身代わりとなって死んだ佐藤継信、忠信兄弟の妻二人が、夫の死後、形見の甲冑を 身に着け、長刀を持ち、太刀を帯して兄弟の母親の元へ帰り、「兄弟、ただいま凱旋いたしました」 と述べ、母親を慰めたという。その妻を模した甲冑夫人像二体を祀ったのが、甲冑堂の始まりという。

参考 『宮城県史』『白石市史』

   
   『奥の細道』にも出てくる甲冑堂。田村神社境内にあり、周辺には伝説地が比較的整備されている。田村神社はその名の通り坂上田村麻呂を まつった社である。田村麻呂が創建した寺社というのはよくあるが、ずばり「田村神社」と名乗っている神社はここ以外に見たことがない。何か深いつながりがあるのだろうか。
 ところで田村麻呂はここで沐浴して悪路王を討ったそうだが、岩手県の悪路王の巌谷まではずいぶん遠いような…。
 ちなみに、「赤頭」はよくあるが、「青頭」という鬼の名は珍しい。
 


田村神社。


御神馬の像。田村麻呂の愛馬か?


甲冑堂。武者像が2体入っている。


裏山から見下ろした田村神社。

   
  mapion
白石市斎川。4号バイパスから斎川小の方へ入っていく地点を見逃さないように。

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