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孫太郎虫   
 

 昔、斎川宿場の農夫孫左衛門が、斎川に産すヘビトンボの幼虫を串焼きにして食ったところ、 味も良く体に精もついたので、七十歳になる妻にもすすめ食べていると、そのうちに妻が妊娠し、安産した。 そして、その息子を孫太郎と名づけたという。

 それからこの虫は孫太郎虫と呼ばれ、最近まで 子供の疳の妙薬として親しまれていた。

参考 『宮城県史』『白石市史』

   
 

 田村神社のすぐ裏手に、石碑がたくさんならんでいるところがある。その石碑の中のひとつが、「孫太郎虫」の供養碑である。数十年前までは、国内で実際に薬として服用していたそうで、特にここ斎川産が有名だったらしい。まあ一種の栄養剤みたいなものだろう。

 ちなみにこの孫太郎虫の模型が、この田村神社の資料館と、南へ下ったところにある孫太郎餅食堂で、たくさん見ることができる。ワラワラと孫太郎虫がはいつくばっているのを見るのは、模型とはいえどグロテスク。面白いのでぜひ一見をオススメする。
  さらに孫太郎餅食堂へ行くと、なんと「孫太郎餅」なるものも食べることができる(!)。孫太郎虫の粉末が入ったお餅だそうだが・・・。味はいたって普通のお餅。安心して食べてください(^^)。っていうか精力つくかも・・・。

 

孫太郎虫供養碑。

食堂にある孫太郎虫の模型。
   
  mapion 【Google Maps】
供養碑。白石市斎川。田村神社のすぐ裏手。
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