■鬼子坂の桜
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むかし、侍がこのあたりに住む六人を殺してここに埋め、六本の桜を供養に植えた。うち一本は枯れたが、五本はよく生い茂り、斬れば祟りがあるのだという。 |
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| なんのことはない怨念伝説であるが、今年(2002年)になって急に脚光を浴びることになった違う意味で伝説の木(笑)。 それは2002年1月7日の河北新報でのこと、「たたり恐れ県が伐採撤回」という記事でこの木の存在を大きくとりあげたのである。どうやら、道路拡張工事で切られることが1度は決まったものの、伝説の存在が明らかになり、切るか切らないかで検討がなされたということらしい。 少し昔ならばうむをいわさずに伐採ということになったのだろうが、工事業者の方が、「一度決めた公共工事だからといって、絶対に進めるという時代でもない」というコメントを出している。後に保存するということで決着したのだが、なんといってもすばらしいのはこの業者であろう。 特に、去年は東京で「ガマ池」が埋められてしまったばかり。これからはこのように郷土を大事にする風潮が進んでいってほしいものである。 さて、「5本残っている」という記述のあるこの桜であるが、実は現在は1本しか残っていない。後に4本枯れてしまったようである。悪路王さん(from伝奇伝説研究所)やくげさん(fromくげさまのおへや)、そしてくげさんのお友だちのみなさんと一緒に見学へ行った。 今にも枯れそうな弱々しい姿で、周辺には、はがれた樹皮が散乱している。完全に枯れてしまう前に、早く保存の手を差し伸べてあげたいところだ。 僕が行ったときには、まだまだ花の季節に程遠かったのだが、先日、花の咲いた状態を見に行かれた悪路王さんから、満開の写真をいただいた。なんとも素朴な咲き方である。この場を借りて、ありがとうございますm(_ _)m |
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![]() 花が咲く前の鬼子坂の桜。 |
![]() ちょうど満開の状態。 |
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【Google Maps】蔵王町円田。村田から蔵王町へ向かって走りしばらく行くと、円田地区に入る。そして、円田小に曲がる信号より数百メートル手前左側に、桜がある。目立たない木なので、注意して探そう。 |
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