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◆またたびの独り言◆
今日は朝5時に起きて、出羽三山へショートツーリング。ひたすら走ること数時間、まずは第一の山、「月山」へ。「月山」はスキー場等のレジャー施設が豊富で、本格的な山登りが必要なようだったので、今回は通るだけ。
次は「湯殿山」。ここ、面白い。湯殿山へ通じる道は有料道路で、その道を登って駐車場にでてもまだしばらく登るので、またお金を払ってバスに乗るハメになる。
そして、 やっと山頂についた!と思ったら、「御神体を見る前に御払いしますので、五百円いただきます」だって。「ふざけんな〜!神様が聞いてあきれるわ〜!」
と思ったが、ここまで来て帰るわけにも行かず、しかたなく御払いを受けた。
そこは、かなり厳しいところで、写真撮影はもちろん一切不可。 御神域に入る際には裸足にならないとダメで、さらに御神体を見る直前にも、(観光客)全員で二礼二拍一礼、ミコトノリまでみんなで詠んで
(実はこの日、出羽三山おまいりツアーみたいな人達と一緒になったのだ)。
で、肝心の御神体はというと、巨大な赤石で、温泉が涌き出ていて、その石の表面を流れている、というものだった。なるほど、だから「湯殿山」なんである。そしてその御神体に登らされ、その上を裸足で歩かされた。そのお湯が意外と熱い。これはもう自分もかなり神秘的な気持ちになってしまう。とにかく、いろんな意味で面白い所であった。
さて、最後は出羽三山の中心をなす、「羽黒山」。ふもとと頂上に博物館があり、修験道についてもよく分かる。そして、メインはなんといっても
山頂まで続く二千段以上の階段!これ、本気で登ろうとするとかなりきつい。五分の一くらい行った所にある五重塔を見て、引き返した。この日 むちゃくちゃ暑かったし。実際、ほとんどの人はそこで帰るみたいだった。
そして、文明の利器とでもいおうか、実は山頂まで有料道路が延びているのだ!スイスイと道路を登り、山頂へ。ここには出羽三山を合わせまつった「出羽三山神社」なるものがある。そこをお参りすると、なんと出羽三山すべてを回ったことと同じだそうな。ずいぶんまた都合のいいこと…。
ところで、この羽黒山を開いた人物は、「蜂子皇子」なる人物で、祟峻天皇の息子なのだが、容貌が妖怪的で、皇位につくことができず、修行に励んでこの山を開いたそうだ。異形のモノには不思議な力がある、という考え方なのだろうか。
山頂にはその蜂子皇子の墓があって、そこには「宮内庁管轄」の看板が。行ってみるとこんもりとした塚があって、厳重にしきられていた。 きっとこの中に入ったらタダじゃすまないんだろうな…と思いつつ、フトドキにも写真はしっかりパチリ。ちなみに山頂の博物館ではこの皇子の絵を見ることができる。
また、そこには修験道では欠かすことの出来ない「役行者」の像もあり、やはり怖い顔をしている。どちらも、「超人的な力を持つ異形のモノ」 という点で一致している。不思議な力を持つが故に他人から敬遠され、その容貌の故に疎まれ…。なにか悲しい性みたいなものを感じた。
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