人間が妖怪になることってある?

 

   
 

 これはズバリ、人間も、ときには妖怪になることがある。

 人間と妖怪は、ぜんぜんちがう生き物のようだが、じつはとてもちかいそんざいなんだ。

 これをきいて、キミは妖怪になってみたいと思ったかい?

 そこで、人間が妖怪になってしまうばあいをおしえていこう。

 
     

 
 

 まず、人間が妖怪になってしまうりゆうに、「わるいことをしたバツ」というのがある。

 これは、生きているあいだに、わるいことをしたために、しんだあと妖怪として生まれかわるというものだ。

 うばがびそうげんびは、生きているときにあぶらをぬすんだために、しんだあと妖怪になってしまった。そして、いつでも火につつまれて、とてもくるしい思いをしている。これはつらいね。

 つぎに、「うらみがばくはつした」というりゆうがある。

 これは、ほかの人にいじめられたりして、ものすごいうらみをもったとき、ふくしゅうするために妖怪にかわってしまうというものだ。

 てっそは、だまされたうらみによってネズミのすがたになってしまったし、すとくいんも、うらみをいだいてしんだために、日本をのろうおんりょうへとへんげした。なんともおぞましいかぎりだ。

 

     

   
 

 このように見ていくと、人間が妖怪になっても、あまりいいことはないようだ。

 わるいことばかりしていると、妖怪になってくるしい思いをするし、人をうらんでしんでも、じょうぶつすることができずに妖怪となって、自分のいしきがなくなってしまう。これではもともこもない。

 だから、みんなは妖怪になってしまわないように、人間として正しい生き方をしなければならない。

 自分はへいきだと思っていても、だれでも妖怪になるかのうせいをひめているんだからね。

 
     

 

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