今年2005年の夏は、映画「妖怪大戦争」公開をきねんして、妖怪本がいろいろ出たみたいだよ。みんなはもう手に入れたかな?

 今回は、その中でもとくにボクのオススメ2冊をしょうかいしよう!

 
     

■日本妖怪大事典 編著・村上健司 画・水木しげる 角川書店 2600円

・アカナメのなめたオフロに入ると、体がはれる。
・おとろしは神社を守っている。
・ぬらりひょんは、人の家にかってにあがりこむ。
・うわんは、きゅうに「うわん!」とさけんでおどろかす。

これらのことは、妖怪好きのみんなにはジョーシキなことだと思うのだが、実はこれがぜ〜んぶウソだったって知ったら、みんなおどろくかな?
現在、妖怪の本にのっている妖怪の説明には、戦後になってから創作された話がたくさんまじっていて、妖怪研究のさまたげになっている。
もしキミがしんけんに妖怪博士になりたいのなら、どれが本当なのかウソなのか、知っておかなければならないゾ。

そこでオススメするのがこの『日本妖怪大事典』。全部で1592しゅるいの妖怪について説明されていて、しかも、この本に書いてあることの中には、きほんてきにウソはない。さらに、この本には文字ばかりじゃなくて、あの水木しげる先生のさし絵もたくさん入っているから、ぼ〜っとながめるだけでもじゅうぶん楽しいのだ。

一生使える本だと思うから、ぜひとも手に入れよう!!

■鳥山石燕画図百鬼夜行全画集 著・鳥山石燕 角川文庫 667円

これはすっごくイイ本だぞ!

今に伝わる妖怪のすがたの、半分くらいをデザインしたのが江戸時代の鳥山石燕(とりやませきえん)という人物。この石燕がかいた妖怪画のオールコレクションが、とうとう文庫になったのだ。

今までは大きくて高い本しか出ていなかったのだが(たぶん図書館とかにあると思うよ)、今回発売されたのは小さな文庫で、しかも値段はたったの667円!

ひとつひとつの妖怪についての解説はまったくないのだが、石燕の妖怪画をぜんぶ見れるだけでもシアワセだ。

これは、必ず手に入れよう。今すぐ、本屋へゴー!!


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