夜というのは、とにかくひるまではかんがえられないフシギなことがおきやすい。
ひけしばばは、よくわかっていない妖怪であるが、おそらく火にフーッと息をふきかけて、消してしまう妖怪なのだろう。
むかしはでんきがなかったから、ロウソクの火がきえてしまったら、まっくらになってしまって、さぞかしこわかったにちがいない。
うば玉の夜のくらきには、陰気の陽気にかつ時なれば、火消ばばもあるべきにや。(『今昔画図続百鬼』より)
モクリコクリ作
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