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たつこひめ(辰子姫) |

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秋田県の田沢湖にすむというぬし。 こどものころから美しいむすめだったたつこは、としをとって顔にシワができたり、せなかがまがってしまったりするのがとてもイヤだった。 「いつまでも美しいすがたでいたい。」たつこはそう思い、いつもかみさまにおいのりをしていたのだった。 そんなある日、たつこはともだちといっしょに魚をやいて食べていたのだが、あまりのおいしさに、こっそりとともだちのぶんまで魚を食べてしまった。 するととつぜんのどがかわいてきて、水をのんだが、いくらのんでものどのかわきがおさまらないそして、気がつくと自分のすがたがだいじゃのすがたにかわっていたのだった。 つまり、たつこは、としをとらなくなったかわりに、だいじゃになってしまったのである。 そしてたつこはそのまま田沢湖のぬしになった。その後、八郎潟のはちろうたろうとあいしあうようになり、今ではしあわせにくらしているのだという。
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