やかんづる(薬缶吊)


 
 

 夜、森の中を歩いていると、とつぜん上から、あつくにえたぎったやかんがぶらさがってくる。それが、妖怪やかんづるだ。

 やかんがぶらさがってきたって、ちっともこわくないと思うかもしれないが、ひとりぼっちのくらやみの中では、これほどおそろしいことはない。

 つかいふるされて、森の中にすてられたやかんのおんねんが、このやかんづるになるのだろうか。

ぽてとさんのリクエストです。)

<妖怪情報より>
・やかんづるのお湯は甘いらしい(ハニワマン)


sapporo作


レンキ作


菜真琶歌作

 
 

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