あみきり(網切)


 
 

 あみきりは、するどいはさみをもった妖怪だが、もくげきじょうほうがとても少ない妖怪なのである。

 だから、はたしてそのはさみで何をするのか、人間をおそうのかどうなのか、よくわかっていないのだ。

 もし見つけたら、ためしに近づいてごらん。でも、どんなことをされるのか、ほしょうはしないヨ・・・。


(『画図百鬼夜行』より「網剪」

<妖怪情報より>
・心の糸を意味する「意糸(いと)」と呼ばれるものを切 って、それをエサとして食べている。「意糸」は人が何かに執着するとき、欲望を抱くとに、人から人または人からモノへと伸びるもの。(『妖怪のお医者さん・佐藤友生・講談社』より)(ミユー)
・あみきりは鋭いハサミで蚊帳や洗濯物を切り刻む妖怪である。(ナオスケ)
・網切りは、土壇場という昔の死刑場に現れ、罪人の首を、ハサミで切断します。(龍神王)


翡翠作


ロリカ・ハマタ作

 
 

ずかんのさいしょにもどる