しょうけら


 
 

 みんなは、庚申(こうしん)の日というのを知っているだろうか。この日には、体の中から虫が天までのぼっていって、その人がした悪いことを神さまに伝えるのだといわれている。

 神さまはどんな小さな悪さもみのがさない。そして、悪さにおうじてその人の命をちぢめたりのばしたりするのだという。

 そのため、昔は、庚申の日には夜ねないでみんなでおきていて、虫が体の中から出て行くのをふせいだりしていた。

 このしょうけらは、庚申の日に虫が体から出て行くのをてつだう妖怪である。

 みんなも、次の庚申の日は、ねないでおきているかい・・・?


(『画図百鬼夜行』より)

<妖怪情報より>
・人間の罪悪を閻魔に伝える三戸の働きを助ける妖怪。 三戸は人間の体に三匹ずつおり、宿主が死なぬと解放 されぬため、躍起になって人間の罪状を暴き立てる。(ウィン)

・自分が聞いた話だと家に死期が近い人がいると家の屋 根に来るそうです。それを目にしてしまった人も殺す と聞いたことがあります。自分は、日本の死神のよう なものではないかと思います。(たつま)

・しょうけらは、疫病神の一種です。鳥山石燕の「百鬼夜行」に、天窓などから家の中をのぞき、すきを見ては、 人を襲う妖怪として描かれている。なぜしょうけらと呼ばれるかは不明だが、家に災いをもたらす妖怪として、昔から恐れられてきた。(みーな)

佐々木さんのリクエストです。)


澪漂二重作

 
 

ずかんのさいしょにもどる