おんもらき(陰魔羅鬼)


 
 

 おんもらきは、鳥のようなすがたをしているが、その正体は、死んだ人の気である。死んだ人からは気がほうしゅつされる。ときどき、それが集まってかたまりとなり、おんもらきへとへんげするのである。

 とくに死んだ人がはこばれてくるお寺などでは、このおんもらきがあらわれやすいのだという。でも、さいきんはすぐにかそうしてしまうから、おんもらきを見るきかいは少ないかもしれない。

くるみさんからのリクエストです。)

<妖怪情報より>
・坊さんが適当な葬式をしたらその死んだ人がおんもら きになり怒ってくる(瀬戸歩兵)

・その昔、道に迷った町人が森で飢え死んでその怨念が形となり鳥となった。以来おんもら鬼に会うと食べ物を全て持って行かれる・・・らしい。(椿)

・死んで間もない屍体の気が変じて出来ます。黒い鶴のような姿で、目の光は灯火(ともしび)のよう。羽をふ るって鳴き声高く、と清尊録にあります。(画図百鬼夜行より・紅葉)
・いいかげんなお経を唱えたお坊さんのもとに現われるとされる。(ポイズン)

・死んだ人間をよみがえらせる力がある。(ポイズン)

・おんもらきは仕事を真面目にしないお坊さんの所へ出る(ナオスケ)


蔵経の中に、初て新なる屍の気変じて陰摩羅鬼となる、と云へり。(『今昔画図続百鬼』より)


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