やなり(屋鳴り)


 
 

 夜、シ〜ンとしずまりかえっている中でねていると、家のどこかでミシッという音がしたり、ギシギシッと何かがうごめいているような音がすることがある。

 みんなも聞いたことがあると思うが、実は、これが妖怪やなりのしわざなのである。小さな小さな鬼のすがたをしていて、ゆかやはしらをゆらしているのだという。

 1ぴきや2ひきならばがいはないが、あまりにも数がふえると、とうとう家がたおれてしまうかもしれないぞ。


(『画図百鬼夜行』より「鳴屋」

<妖怪情報より>
・家にそれっぽいのがいるかもしれません。 意味も無く昼夜問わずばたんやらぎしぎしやら聞こえてき ます。流石築ン十年…。(天野戒)

・やなりは古い家に住み、その家に危険が迫るときほかのもくもくれんや、 家の守り神を使い 家の人に知らせようとするらしい・・(琴里)

・古い建物に住む小妖怪。最初はぎしぎし音を立てるだけなのだけれども、後から地震を起こすらしい。引っ越すと居なくなるのだけれども、まれについてくるらしい……。(るる)

・家にいるとギシギシと音がすることがあるが、昔はこの「やなり」という妖怪がその音を出していたと言われている。ただ音を鳴らすだけの妖怪なので害はない。(陰陽師の末裔)

<リクエストけいじばんより>
東洋のポルターガイスト現象ですね。
・古いタタミが化けた妖怪だそうです。タタミを大事にしていれば現れないらしい。逆に言えばタタミを粗末にすると現れるという・・・。


キア作

 
 

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