ことふるぬし(琴古主)


 
 

 ことというのは、みんなも見たことくらいはあると思うけれど、げんをゆびではじいてみやびな音をならす、昔から日本にある楽器である。

 ことふるぬしは、ことをひく人がだんだん少なくなって、人々からわすれさられようとしているのをかなしく思って妖怪になったのだという。道具を使っていた人のおもいが道具にのりうつるというのはよくあることなのである。

 ちなみに今風にキーボードのすがたにしてみたが、現代でもキーボードやギターなんかが妖怪になることもあるかもしれないゾ。


鯖酢作


漂凛二重作


コスモス作


名理作

 
 

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