あぶらすまし(油すまし)


 
 

 油すましは、さいきんになってけんきゅうが進んでいるちゅうもくの妖怪だ。

 熊本県栖本町のとうげ道にあらわれたという妖怪で、昔、ここを通りかかったおばあさんがまごにむかって「ここにゃむかし、油ビンさげたとん出よらいたちゅぞ」と言うと、「今もー出るーぞー」と言って油すましがあらわれたのだという。

 油すましについてわかっていたのはこれだけで、そのすがたがどんなものなのか、なぜそこに出るのかなどはすべてナゾだった。

 ところが、ついさいきんになってこの油すましのおはかが見つかったのである。そして、地元の人の話によると、油すましは「油すましどん」とよばれていて、昔の油をつくる名人が神さまになった妖怪だというのだ。

 つまり、油すましは神さまに近い、良い妖怪だったのである。

 油すましどんのはかは、かんばんを立ててかんこう名所にするけいかくらしいから、行ける人はぜひ見てきたらどうだろうか。

<妖怪情報より>
・悪人の例で考えると、罪がバレないように顔をすましていた、という説があります。なので「油すまし」になった とも考えられています。(紅葉)

<リクエストより>
>油赤子・姥火もこの仲間
>油を盗んだ人の霊とも云う。
>イラストにするならサラダ油のボトルみたいにして


シロッチ作


ぢろぅ作

 
 

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