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ふぐるまようひ(文車妖妃) |

善導寺作
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ふぐるまようひは手紙に命がやどるという、つくも神の妖怪である。 みんなはラブレターなんて書いたことがあるだろうか。夜、好きなおもいや、くるしいおもいをいろいろ考えて一言一言ていねいに書いていって、次の日読んでみるとちょっとはずかしかったりして、しかもいざわたそうと思うとなかなかわたせない。 手紙というのはそのような人間のふくざつなおもいをびんかんにすいとっていて、人間のおもいがあまりにも強かったりすると、やがてたましいが生まれ、ふぐるまようひになるのだ。 キミのつくえのひきだしの中、わたせなかったラブレターがのこってたりしない??
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