ごくそつ(獄卒)


 
 

 ごくそつは、じごくにいる鬼である。

 そして、生きている間に悪いことをして、じごくにおちてきた人間をさばくのが仕事なのだ。

 そこで人間は、目や舌をぬかれ、しゃくねつの炎でやかれ、はりでつきさされ、ノコギリでバラバラにされ、岩におしつぶされ、ドロドロにとけた鉄をのまされ、まさに死ぬほどの苦しみをあじわっても、またしばらくすると体はもとどおりになってしまう。それがえんえんとくりかえされるのである。

 いくらバレないようにコソコソと悪いことをして、何もないような顔をして生活していても、最後の最後にじごくのごくそつが待っているぞ。くれぐれも気をひきしめていこう。


ひぢき作


koko作


シロッチ作

 
 

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