うみざとう(海座頭)


 
 

 海にあらわれる座頭(目の見えないびわほうし)の妖怪。

 海で死んだ人は、ジョウブツできずに、この世に強いおんねんをのこして死ぬ。それでふなゆうれいだとかミサキだとか、さまざまな妖怪となって人間の前にあらわれ、あっちの世界へなかまをひきずりこもうとするのである。

 このうみざとうも、くわしくはわかっていないのだが、そんな海の怨霊(おんりょう)の1種なのではないだろうか。なんとなく海難法師に近いような気もする。

※イラストは、いろは狐さんの作品をアレンジしました。


(『画図百鬼夜行』より)


いろは狐作

 
 

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