きじょもみじ(鬼女紅葉)


 
 

 紅葉は、長野県の戸隠(とがくし)山をねぐらにしていた鬼女である。

 第六天魔王(だいろくてんまおう)の力をもってこの世に生まれた紅葉は、京の都でわるさをはたらき、その正体がバレて戸隠へにげた。

 そこでもたくさんの部下をひきつれて、とうぞくのようなことをしていたのだが、朝廷(ちょうてい)から鬼たいじをにんめいされた平維茂(たいらのこれもち)によって、ついにたおされたのだという。

 今でも戸隠のふもとに鬼無里(きなさ)というところがあるが、これは紅葉がいなくなったためにこの名前になったのだという。

<妖怪情報より>
・紅葉は京の都で和楽器の演奏の達人であり、時の帝に 求婚を強いられたが、他に好きな男がいたために断っ た。すると帝は腹をたて、紅葉を殺そうとした。紅葉 はその手から逃れるために鬼となり、戸隠へと逃げ帰 ったが、帝が鬼退治と称して向かわせた一行の一人で あり、紅葉の思い人でもある平維茂に追い詰められ、 腹を決めて殺された。紅葉が死に、鬼の角がとれて眠 ったとされる場所が後に鬼無里と呼ばれたと言われて いる(グレープ・ドラゴン)


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