てらつつき(寺つつき)


 
 

 1500年ほど前のむかしむかし、日本に仏教を入れるか入れないかで、たいへんなあらそいになった。蘇我(そが)氏聖徳太子(しょうとくたいし)は仏教を入れるのにさんせいだったが、物部(もののべ)氏はこれに大はんたいだった。それで、最後にはとうとう戦いになったのである。

 けっかはおわかりのとおり、仏教さんせい組が勝って、ぶじ仏教は日本に入れられることになたのだった。

 このときの物部氏の大将が、物部守屋(もののべのもりや)である。一族がほろぼされ大きなウラミをつのらせた守屋の霊は、ついにキツツキのすがたとなって、仏教のお寺の柱をつつくようになったのだという。これが妖怪寺つつきである。

 今ではあたりまえのようにある仏教だが、さいしょはこんなことがあったんだね。


マンガ作

 
 

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