うしのときまいり(丑の時参り)


 
 

 丑刻参り(うしのこくまいり)とも言う。妖怪というよりは、のろいのひとつである。

 「草木も眠るうしみつどき」というのを聞いたことがあると思うが、夜中の2時ころ、神社へ行って相手をのろう。

 その方法は、まず白い着物を着てむねにカガミを下げ、頭に3本のローソクを立て、1本歯のゲタをはく。
  そして、相手のかみの毛などが入ったわら人形を、神社の木にクギでうちつけるのである。
 これを、21日間、だれにも見つからずにやることができれば、ねがいがかなうのだという。

 これはそうとうおそろしいのろいだ。のろった方もタダではすまないから、くれぐれもやろうなんて思わないようにね。

<妖怪情報より>
・呪いたい人の髪の毛を一本、藁人形に編み込まねば、 いけないらしい。そして、その人の顔写真を、藁人形の頭に貼り、釘でうつ。でも、他人に見られると、自分に呪いが返って来るため、見た人を殺すらしい。(葛葉)

・このことは現代でも行っているらしい。こんな話がある。ある夜のこと。6人で肝試しをしてい るときに2人ペアで行って、寺院の裏にみかんを取ると いうルールであった。最初に行ったA君とB君だった。鳥居の前まで行くと寺院の横にある木のところに誰かが立っていた。暗くてよくは見えなかったが、白い着物で頭辺りが光っていた。その人はぶつぶついいながらなにかをたたいていた。2人はまさか、と思った時にその人が振り向いたのだ! 「見たなぁぁぁ!」と恨めしそうにいった。2人はとっさに逃げた。仲間と遭遇して、6人とも、逃げ帰った。という話がある。(鬼徹)

・うしのときまいりに使う釘は、五寸の釘という。(『地獄少女 』より・黒ユリ)

・丑の時参り(うしのときまいり)は、日本最古の呪いです。とっても昔の人が書いた、身分の低い人が貴族の男に恋をする物語で、なかなか相手にしてくれなかった貴族の男を、この丑の時参りで呪い殺したらし い。(レイ)


はかなき女の嫉妬より起りて人を失ひ身をうしなふ。(『今昔画図続百鬼』より)


たらこ作


シロッチ作


薬師作

 
 

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