夜のはかばでぼ〜ぅっともえる火が、はかの火である。 人の体にはリンというものがふくまれていて、これが空気にふれるともえだす。おはかの下にはとうぜん、人のホネがうまっているから、リンがとけだして、火がもえるのである。
はかばというのは、だれだってうすきみわるい。こんなものを見たら、きぜつしちゃうかもね。
五輪のかたちありありと陰火のもゆる事あるはいかなる執著の心ならんかし。(『今昔画図続百鬼』より)
ずかんのさいしょにもどる