あめふりこぞう(雨降り小僧)


 
 

 雨の中を、かさをかぶった小僧がヒタヒタと歩いている。これは、雨の神さま雨師(うし)のめしつかい、あめふりこぞうである。
 神さまのめしつかいとしてちょっとした雨をふらせるのか、それとも神さまがふらせた雨をたしかめにきているのだろうか。
  くわしいことは不明であるが、いずれにせよ雨は生物にとってなくてはならないもの。あめふりこぞうはありがたい妖怪なのだ。


雨のかみを雨師といふ。雨ふり小僧といへるものは、めしつかはるる侍童にや。(『今昔画図続百鬼』より)


369作


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